あなたは、ブログのタイトル、記事のタイトル、商品の名前を考える時に、どのくらいの時間を使っていますか?
また、どういった点を意識してタイトルを考えていますか?
実は、記事の内容や商品の内容がまったく同じでも、タイトルの付け方次第で結果というのは大きく変わるんです。
実際に大企業でも、商品名を変えたことで大ヒットにつながったというケースが少なくありません。
この記事では、同じ商品でもキャッチコピーを変えるだけで、どのくらい結果に差があるのかについて解説していきますね!
記事内に、超大企業の上層部の方から大絶賛されたコピーも紹介しますね!
Contents
なぜキャッチコピーを変えたら結果が変わるのか
そもそもなぜキャッチコピーを変えたら、結果が180度かわるのかというと、相手の興味の引き、印象の残り方が大きく変わるからです。
まず記事のタイトルの場合、そのタイトルに興味をもってもらえなかったら、クリックされることはありません。
ということは、記事の中でどんなにいいことを書いていても、相手に読まれることはないのです。
だからタイトルは記事の内容以上に、しっかり考えないといけないのです。
またブログタイトルも、パッと開いた時に何のブログかわかるかどうかで相手の信用度が変わってきます。
これはSNSの肩書きやプロフィールも同じです。
自分が恋愛系の情報を調べている時に、パッと開いたブログのタイトルが「恋活女子!」なのか「のんびりの日々」というタイトルなのかで、その記事の情報に対する期待度が変わりますよね。
プロフィールも
あみ@恋活のススメ
超非モテ、陰キャな学生時代を送ってましたが、社会人になってからファッション、美容に力を入れた結果、社内で一番のイケメン先輩と付き合うことに!
脱陰キャを目指す恋する女子を全力で応援してます!
あみ@のんびり生きたい
仕事のこととか、恋バナとか、お金のこととか色々書いてます。
恋愛系の情報を調べている人からしたら、どちらが共感するでしょうか。
「恋活のススメ」と書いてる人の方が、印象に残るし、「この人の情報は参考になりそう!」って思いますよね。
たとえ記事の内容が同じでも相手に与える印象は大きく変わるので、キャッチコピーというのは、頭がちぎれるくらいに考えないといけないのです。
過去に名前を変えて大ヒットした商品
このキャッチコピー、タイトルを考えるというのは、簡単なことではありません。
大企業の場合、業界トップのコピーライター、マーケッター達が数ヶ月議論を重ねて決めるくらい重要な作業なのです。
そして、膨大なエネルギーをかけても、うまくいかない時だってあります。
これがキャッチコピーです。
実際に過去に商品名を変えたことで大ヒットした事例を紹介していきますね。
「お〜い、お茶」
今では誰もが知ってる伊藤園の「お〜い、お茶」。
実は以前は「缶入り煎茶」という名前だったことをご存知でしょうか?
今では、ペットボトル入リの緑茶は珍しくありませんが、当時はまだペットボトルや缶にはいった緑茶というのは存在していませんでした。
そこで伊藤園は、外でも気軽に緑茶を飲んでもらえるようにと考え、今でいう「お〜い、お茶」当時の読み方で「缶入り緑茶」を考えたのです。
そして駅弁などとセットで売られるようになったのですが、売れ行きは全然・・・。
そこで、ネーミングを「お〜い、お茶」に変えた途端に大ヒットとなりました。
キャッチコピーはわかりやすさも大事ですが、馴染みやすさ、親近感も大事になってきます。
チョロQの前の名前は衝撃的
有名おもちゃメーカーのTOMYが販売している「チョロQ」ですが、実は当初は「豆ダッシュ」という名前で販売されました。
・・・が、売れ行きは全然でした。
当時、豆ダッシュが売れなかった本当の理由は分かりませんが、ただ「豆ダッシュ」といわれても、どういう商品なのかがイメージしにくいですよね。
そしてかっこよさも感じないので、相手の興味が引けなかったことが伺えます。
「チョロQ」だと、単語の印象から「チョロチョロ動く小さな車」のイメージができますし、響きもかわいいので子どもたちにも馴染みやすいのが想像できますよね。
缶コーヒーの「BOSS」もとの名は・・・
缶コーヒーのBOSSもはじめは「WEST」という名前で登場しましたが、売れ行きは今ひとつでした。
そしてBOSSという名前に変えた途端に大ヒット。
なぜこのような違いがうまれたのかというと、「WEST」だと、どういう味なのかがまったく想像がつきませんが、「BOSS」だと「渋さ」「男らしさ」がイメージとして伝わります。
また缶コーヒーを飲む層として、サラリーマンが圧倒的に多いので「BOSS」という響きが、憧れなども含まれてよりユーザーに馴染みやすかったと考察できます。
このように、まったく同じ商品でもタイトル次第でヒットにも失敗作にもなってしまうのです。
大企業に大絶賛されたコピーとは
手前味噌ですが、私が企画運営に関わらせていただいている「なにわ飯」ですが、この企画は大手ビールメーカー4社のうちの1社の上層部の方に、大絶賛していただくことができ「この企画は、全社に共有する!」と言っていただきました。
まだチャンネル登録者数は200ちょいの弱小チャンネルです。
それでも企画をおもしろい!と言って頂けたのはネーミングのインパクトが少なからず影響していたからだと思っています。
動画の内容が同じでも、チャンネル名が「料理レッスン」とか「飲食店のレシピ公開」といったネーミングだったら、ここまで興味をもってもらえなかったと思います。
またなにわ飯は、チャンネル開設2週間目にしてyahooニュースにのったのですが、掲載されるきっかけになったのは、なにわ飯に出ていただいた店舗に貼っていたなにわ飯のポスターを見た記者の方が「これなんですか?」と店員さんに聞いてくれたのがきっかけでした。
↓その時のポスターがこちら

この「なにわ飯」「大阪繁盛店レシピ公開」というコピーは、語呂の良さ、インパクト、イメージなどを検討しながら考えました。
これが「大阪の人気店紹介」みたいなタイトルだと、インパクトが全然違ったと思います。
もちろん大手ビールメーカーさんに大絶賛していただいたり、記者の方の目にとまったのは、偶然や他の要因もあると思いますが、ただ第一印象を決めるキャッチコピーが与えた影響はおおきかったと思います。
キャッチコピーって、何気なく付けられていることが多いのですが、付け方次第で
「どういう商品かわからない」
「何者かわからない」
「記憶に残らない」
といった機会損失に直結していきます。
ひと目で相手の関心を引き込むキャッチコピー、タイトルを考えてみてくださいね!
同じ商品でも結果は180度変わるコピー
説明したように、まったく同じ商品でもネーミング、タイトルの付け方次第で結果は180度かわります。
そのため、今のタイトルが相手の興味を引けているかは何度も何度も考えてみましょう。
このキャッチコピーは、簡単にでるものではありません。
そのため、普段から雑誌のタイトルなどをファイリングしたり、本屋さんのタイトルをメモしておいたり、お客さんがよく使う言葉をピックアップして、
・わかりやすく
・インパクトがある
キャッチコピーを考えていきましょう。
↓明日は、きちんと収益化につながるライティングについて解説しますね!
